セックスをした後の「アフターセックス(後戯)」は必要なのでしょうか?
男性は射精することで満足できますが、女性のオーガズムはメカニズム自体も違いますし感情面でも違いがあります。
セックスの後でも女性をメロメロにする、究極にモテる「アフターセックス」の過ごし方をまとめました!
「アフターセックス」とはどんなもの?
「アフターセックス(=後戯)」とは、セックス(性交)を行った後に行われる愛撫やコミュニケーションのことを指します。
ざっくりいえば、“エッチ後のイチャイチャ”です。
「アフターセックス」の嗜好は人によって様々で、まったくしないカップルもいれば比較的長い時間「アフターセックス」をするカップルもいます。
“セックスは射精するか女性をイカせるまで”と考えている男性の場合は「アフターセックス」を重要視しない傾向にあります。
セックス(性交)という本筋からはややはずれるアフターセックスを行うことにはどんな意味があるのでしょうか?
意外に大切な「アフターセックス」の目的とは?
セックスが終わった後の時間に行う「アフターセックス」にはズバリ2つの意味があります。
1.セックスの余韻を楽しむ
これは体を触り合ったり、前戯と同じプレイをするなどが含まれます。
- 乳首をさわる・舐める
- クリトリスや女性器をさわる
- 手コキ・フェラチオをする
など、性行為の一部をセックスの後にすることが代表的な「アフターセックス」のひとつです。
男性は射精することで一気に昇天して“果てる(絶頂を迎える)”ことができますが、女性はイクのが難しい場合も珍しくありません。
しかし、セックスにおける女性の快楽曲線は男性に比べてゆるやかに登っていくぶん快楽が引いていくのもゆっくり、という特徴があります。
つまり“男性が果てる形で終わったセックスの後でも女性の体の快楽は続いている可能性がある”ということです。
こうした理由から「アフターセックス」は女性にとって気持ちいいことであることも多いため、後戯のひとつとして認識しておきたいところ。
2.二人のコミュニケーションを深める
もう一方のこちらがいわゆる“エッチの後のイチャイチャ”に該当する「アフターセックス」。
がっつりお互いのアソコを触ったりフェラやクンニといったオーラルセックスはしませんが、キスしたり裸で抱き合ったりなどの行為を指します。
体が触れ合った状態でおこなう“甘いピロートーク”なんかも「アフターセックス」の一部と考えられます。
一般的な女性の意見として
- セックス後の男性の態度がそっけない
- 終わってすぐ寝たり帰ろうとする
- 甘えようとしたら嫌がられた
などは非常によく耳にしますよね?
“エッチの最中と違って男性の態度が冷たい”ことに対して女性は寂しい気持ちになったりショックを受けている場合がほとんど。
男性よりも女性は気持ち・感情面で満たされやすい傾向がありますから、セックスの後でギュッと抱きしめられたり、キスしながら甘いピロートークをしたりといった行為で男性との深いつながりを感じることでできる人は少なくありません。
女性側のセックス満足度を上げるためにもコミュニケーションを深める「アフターセックス」はとても重要なのです。
女性がよろこぶ「アフターセックス」の過ごし方4選
1.優しく話かけながらのキス・ハグ
王道ですが、女性が安心感や甘い時間に感じるのがセックス直後のハグ&チュータイム。
- 「おれたちすっごい体の相性いいよね」
- 「気持ちよくていっぱい出ちゃった」
- 「大好きだよ」
男性としてはちょっと恥ずかしくらいの甘い言葉でも、相手の雰囲気に合わせて言い方を選べればかなり効果ありです。
セックスが終わってすぐ後片付けに入るのではなく、ほんの数分でもこうしたキスやハグの時間を作ると女性の気持ちや印象は劇的に変わります。
時には射精後でも挿入したままキスやハグをして女性との愛情を深めましょう。
2.後ろから抱きしめてゆったり過ごす
セックスの後に体を密着させるのは男性にとっても女性にとっても気持ちいい状態。
ベッドの中で同じ方向で横向きになって後ろから男性に抱きしめられるスタイルは女性が安心できる体勢のひとつ。
安心感を持ったまま話ができますし、体が密着しているのであたたかさや気持ちよさも長続きします。
3.腕枕をしての甘いピロートーク
セックス後にしゃべれる元気があるときは、二人で仰向けになって腕枕をしながら話すのもいいでしょう。
急にマジメな話ではしらけてしまいますから、さっきまでのエッチのちょっとうれし恥ずかしい話や気持ちよかった感想なんかを話すと甘く楽しい時間を過ごすことができます。
セックス後のピロートークは二人の距離を縮めたい時に特におすすめの過ごし方です。
4.髪、首筋、胸、腰、お尻をさわる
絶頂=オーガズムに達した女性でさえセックスの直後はまだまだ感じる時間。
クリトリスや乳首など敏感なところを触るのもよしですが、
- 髪や頭を優しくなでる
- 首筋やうなじにキス・優しく舐める
- 乳首やおっぱい優しく触る
- 腰付近の敏感な部分やお尻を優しくなでる
など性感帯ほどではないものの感じやすい部分をさわることで、「アフターセックス」らしいゆるやかな快楽を味わうことができます。
“あくまで優しく”がポイントで、またムラムラさせるほどの触り方というよりも優しさと気持ちよさが同時に伝わるような触り方を心がけるとベストです。
性欲も精力も旺盛な10代20代でなければなかなか2回戦に突入するのも難しいところ。
男性はイッたものの女性側の気持ちよさが足りなかった場合や、女性のメンタル部分を満足させるために効果的な埋め合わせテクニックです。
【重要】アフターセックスの前にサッとアソコを拭く
「アフターセックス」に入る時点で男性は射精済み、女性のアソコもビチョビチョの状態になっているはずです。
このままでアフターセックスをするとシーツや布団に性液がついてしまったり、気持ち悪い感触やニオイのことで集中できなくなってしまうかもしれません。
特に女性の濡れたアソコを丁寧に拭いてあげたり、すぐにティッシュを差し出せる男性はスマートで優しいと高評価です。
コンドームやティッシュを取る動作はなんだか恥ずかしくカッコ悪く感じるのが男性ですが、数十秒で終わることですし気持ちよくアフターセックスに入るためにも射精後はスムーズにお互いのアソコをキレイに拭き取りましょう。
【番外編】アフターセックスの後は一緒にウトウト眠る
「アフターセックス」でしっかり女性の気持ちや快楽をサポートできたら、お互い本当にリラックスして眠ってしまうのもおすすめです。
幸せな余韻にひたりながら二人で眠りに入っていく瞬間はとても気持ちがいいもの。
愛を深め、満たされた後の時間を締めくくるにはにはもってこいの過ごし方です。
「アフターセックス」の過ごし方に定型の正解はない
最後に強調しておきたいのは、“すべての人にとってそれが最高にフィットするわけではない”ということです。
「アフターセックスの過ごし方」としておすすめをいくつもご紹介しましたが、男女それぞれの性格の違いや好み、タイミングによってもどんな時間を過ごしたいかは変わってきます。
あまり頭でっかちに“こうあるべき!”と決めすぎずに相手の好みを知って、「こういう雰囲気が好きなんだろうな」ということがわかった上でアフターセックスの過ごし方を選んでみてもいいでしょう。
「絶対モテるアフターセックスの過ごし方」まとめ
さて、気になるアフターセックスの過ごし方をご紹介してきました。
難しくありません、ポイントは“女性の気持ちを想像する”ことです。
セックスの後の脱力感や疲労感は女性も同じ。
一人でオナニーしているわけではありませんから、女性が居心地よくなる言葉や行動を意識しましょう。
夫婦でも恋人でも、はたまたセックスフレンドであっても、二人の体の相性がセックスの後までぴったりなことは確実にプラスに働きます。
良好な関係が長続きするためには、メインのセックステクニックだけでなく“アフターセックスの相性”も重要です。
雰囲気がマンネリ化していたり女性の気持ちがわからないという方は、ぜひ「アフターセックス」の過ごし方を見直してみてはいかがでしょうか?