あなたは女性の性欲を高めてしっかりイカせることができていますか?
女性の性感帯=クリトリスという図式は間違っていませんが、それだけでは最高のセックスから少し遠いところ。
性感帯と同時に女性の性欲が高まるメカニズムを理解してセックスに挑めば絶頂(オーガズム)に導くことも夢ではありません。
今回は女性の性欲を高めて絶頂に導くためのテクニックをご紹介します。
女性の性欲が高まる瞬間を知る
男性のように異性のニオイを嗅いだり体を見ただけで性欲が高まる、という女性はいません。
むしろ女性は真逆です。
- 好きでもなんでもない男性に後ろから抱きしめられても
- 産婦人科で膣内に医療器具を入れられても
- ぎゅうぎゅうの満員電車で知らない男性と体が密着しても
女性はまったく性欲が高まらず、性的に感じることはありません。
この状況、男性なら多くの人が性的興奮を覚えてしまうのではないでしょうか?
相手や状況に対してなにも思っていない時には感じないのが女性なのです。
女性は「相手が好き」or「セックスがしたい」気持ちで性欲に火がつく
逆の発想をすると、
- 大好きな男性に抱きしめられたり
- 今晩このままセックスしたい…と思っている時に肩を触られたり
これだけでアソコが濡れてしまうほどドキドキ胸が高まってしまうのが女性です。
冷静に見れば先ほどと同じレベルの「抱きしめられる・肩を触られる」程度のことなのですが、女性側の気持ちが違っているために反応も変わっているというわけです。
相手への好意とセックスしたい気持ちがあれば性感帯は全身
大好きな男性なら体を触られただけでアソコが濡れ、セックスがしたいと思った夜に激しく責められるととろけそうなほど感じてしまうのが女性です。
この状況なら”女性の性感帯は全身”なのです。
ところがこれは男性にも言えること。
本当に心から好きな女性、とても魅力的で仲良くなれた女性とのセックスは中毒になってしまいそうなほど気持ちがイイですよね。
その根底には「この人を抱きたい」「一緒に最高に気持ちよくなりたい」という愛情がこもっています。
加えて体はその女性から受ける刺激に対していつも以上に敏感に変化。抱きしめたりや肌と肌のスキンシップだけでもとても興奮しますが、そんな彼女にフェラチオをされたらすぐイッてしまいそうになるほどふだんの何倍も気持ちがいいはずです。
相手への気持ちも愛情もない風俗嬢との性行為がどこかぽっかり中身が抜けたようなうわべのセックスになってしまうのは、”気持ちよさ”というよりも”高まった性欲を満たすため”であることを考えると納得がいきます。
男性にも”より興奮が高まる”という意味で多少この傾向がありますが、女性は比べ物にならないレベルで気持ちが性感帯に作用します。
AVによくある”嫌がっているのに乳首やクリトリスを触られた瞬間に気持ちよすぎておかしくなってしまう”なんてことは現実にはありません。
女性はとにかく自分の気持ちが相手やセックスに向いていないと感じられないようにできているのです。
ここが男性の性欲構造とまったく違うところですから、2人で気持よくなるためにもしっかり覚えておきましょう。
相手が好きでもセックスしたくても感じない女性はいる?
ある程度正しい性の経験を重ねている女性なら基本的に感じないことはありません。
セックス・性行為の経験があまりに浅く”開発されていない”女性は感じにくい場合もあります。
また、精神的な傷や問題を抱えている人も可能性はあります。
しかし、健康体である人は生まれながらにして”身体が性的快楽を感じられるように”できています。
それは「不感症」という言葉が医学的単語ではないことからもわかります。
未開発やメンタル面が原因の場合でも少しずつ解決していくことはできるため前向きに考えるのがベストです。
女性が感じやすい性感帯を知って重点的にせめる
「女性が自分(男性)のことを好きである」または「セックスしたいという気持ちが高まっている」状況が女性の性欲を高めるために必要な条件ということをご説明してきました。
そうは言っても全身の部位にいっさい差がないわけではありません。女性の性欲をより高めるためには感じやすい性感帯を責めていくべきです。
神経が多く通った性感帯になりやすい体の部位
人間の体には神経がたくさん通っている部分とそうでない部分があり、性的な気持ちよさに敏感なのは”神経が多く通っている部位”です。
男女に共通する部位ですので、ぜひセックステクニックとして感じやすい体の部位をおさえておきましょう。
- 耳(耳たぶ)
- 首すじ
- 乳首
- へそ周辺
- 性器(クリトリス、膣)
- 手の指先
- 太ももの内側
- ひざ頭
- くるぶし
- 足の指
逆に性感帯になりにくい体の部位も知っておくとプレイ中のロスを最小限におさえられます。
- 背中
- 二の腕
- 乳房
- お尻
こうした部分は神経が多くないので、敏感な部位よりもやや感じにくいと言えます。
実は男性が大好きなおっぱい(乳房)はイメージと違って感じにくい部分。
おっぱいを中心にせめるよりも乳首を軸に女性が感じやすい雰囲気を作る方が得策。
”愛する男性に恥ずかしいところを触られて揉みしだかれてる”というエロいムードに火がついてくると、おっぱいやお尻を触られても気持よく感じるものです。
おさえておきたい女性の膣内性感帯2ヶ所
女性の性感帯の中でもトップクラスに感度の高い「クリトリス」は目に見える部分のためご存知の方も多いでしょう。
それに加えて膣内にも重要な2大性感帯があります。
「Gスポット」
女性の膣口4~5cmほどのところにあるのがGスポットと呼ばれる部分。
女性があお向けに寝た状態で男性の中指を膣内にさし込み、ちょうど第一関節を少し折り曲げた付近がGスポットです。
その大きさは指の腹ほどで触れやすく、ざらざらしていたりくぼんでいるのが特徴です。
ペニスを挿入した時には亀頭のカリ部分が半自動的にGスポットをこすりあげてくれますから、早い段階でパートナーのGスポットを見つけて指の愛撫でも優しくせめるようにします。
「ポルチオ」
膣の最奥=子宮の入り口にあるのが「ポルチオ」で、”子宮頸部(しきゅうけいぶ)”とも呼ばれています。
クリトリスやGスポットで得られる気持ちよさと同等の快感が得られる器官。
膣の奥まで指を入れるとコリコリした指ざわりですぐにわかりますが、触るときには他の部分以上に注意が必要です。
病院での膣内の触診でとても痛い思いをする女性は多く、あくまでも優しく女性の反応を見ながら時間をかけて開発していきましょう。
また特徴的な部分として「ポルチオ」がオーガズム(絶頂)を迎えると男性の精液を子宮へ飲みこみやすくなる結果、妊娠しやすくなるということが言えます。
子作りに重点を置いたセックスをする際には、女性を「ポルチオ」でオーガズムに導いてからの膣内射精が効果的です。
目指すは全身で強烈に感じる「ブレンドオーガズム」
膣内の2大性感帯「Gスポット」や「ポルチオ」で感じたオーガズムの気持ちよさが全身に広がった状態を『ブレンドオーガズム』といいます。
絶頂を迎えた膣内の性感帯はもちろん、クリトリス・乳首・肛門といった別々の性感帯が連動してオーガズムに達した状態です。
全身がオーガズムに包まれる感覚は特別甘美なもので、女性にしか訪れない特別な快感なのです。
膣内2大性感帯を攻略してパートナーを「ブレンドオーガズム」に導いてあげましょう。
「女性の性欲を高めて絶頂に導くテクニック」まとめ
さて、女性の性欲メカニズムを理解し感じやすい性感帯を効率的にせめていくテクニックをご紹介してきました。
とにかくアダルトビデオのように激しくせめれば女性が気持よくあえぐと思っていた男性には衝撃かもしれませんが、これが女性の性なのです。
しかし、女性に合わせたペースでセックスをすることにも気持ちの良いメリットがたくさんあります。
- 激しくするだけでは感じられなかったペニスへの感覚(女性が感じることで変化する女性器内のヒダの動き)
- 男性が愛撫した気持ちのいい部位は女性も責め返してくれる
- 女性主体にすることで明らかに気持ちよがっている女性を見ることのできる満足感
など、男性側にも数えられないほどのメリットがあり、しかもそれは未知の領域であるほど新鮮さに満ちています。
”最高のセックスがしたい!”と思っている男性には、発想を転換し”女性を気持よくする”ことに焦点をあててみるのがおすすめです。
きっと今までに感じたことのない気持ちよさと満足感を2人に与えてくれることでしょう。
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